入居前の掃除

掃除

どうも、あまのでございます。前回まで記事で引っ越し完了までを話し終えました。時系列が逆になりますが、契約から引っ越しまでの間にすべきこと、お掃除の話をしておこうと思います。



契約後の物件の状態

皆さんが物件に入居する前の状況はケースバイケースなのですが、大体クリーニング業者が入ったり、古すぎる設備が交換されます。これだけ聞くといいことに思えますが、そうでもありません。以下、実例を挙げつつ説明いたします。

クリーニングの落とし穴

クリーニングは契約日直前ですので、内見の時よりもきれいになっていることが期待できます。しかし、業者によってはかなりいい加減です。埃の上や前の住人がつけた汚れの上からワックスをかけられたりすると、除去するのに半日ぐらいかかります。初めて実家から出る方からすると到底信じられないことでしょうが、こういう仕事の雑な業者に清掃させて物件維持のコストをカットするオーナーさんは多いです。特に築古物件の場合は。

また、ひどい時だと、「消毒済み」の紙が貼ってある便器の蓋を開けたら茶色い物体がこびりついていたことがあります。嘘だと思うかもしれません。あまのも嘘だったと思いたいです。でも、本当なんです…

また、あまのが単身赴任する前のそこそこ高級賃貸でも、業者のクリーニング後でも結構汚れがありました。特に、浴室などはクリーニングの対象ではないらしく、結構汚れが残っていました。

こういうことがあるので、引っ越しの前に自分の手できっちり掃除をしなければならないのです。

設備交換の落とし穴

設備交換についても、うれしいものとうれしくないものがあります。インターホンテレビのアンテナプラグの交換はほぼ無条件でありがたいと思います。一方、ガスコンロからIHへの交換備え付けの冷蔵庫の撤去は突然されると困ります。あとは契約日初日に部屋に行ってみたら最後の作業してますとか。入居前の掃除と関係あるのか?と思いますが、大アリです。掃除はかなり消耗しますので、冷たい飲み物や熱いコーヒーなどを飲んで休憩しないともちません。この時に、内見時の冷蔵庫やコンロを当てにして行ってみたら無いとなると、かなり不便ですし、精神的なダメージも大きいです。作業が終わってないとかは問題外ですよね。オーナーさんによっては事前に打診してくれるところもありますが、良かれと思って勝手にやってしまうところもあるので、注意しましょう。

大掃除の際の持ち物

掃除の際の持ち物は考えるとキリがありませんが、持ち運べる範囲で最大限持って行ってしまった方がいいです。駅から遠い場合は一部を宅急便で送ってしまいましょう。手荷物でできるところを掃除している間に掃除グッズが郵送される形ですね。その場合、印鑑をお忘れなく!最近はサインでもいいみたいですが。あまの的にあると便利な掃除道具を以下に列挙します (表1)

大掃除の流れ

上記の項目は使用する順番でソートされておりますので、それに沿って築古賃貸の大掃除を説明していきます。

1. トランク

出張の多い社会人の方はトランクはほぼ必ずお持ちのことと思います。引っ越しの時に業者に頼むと地味に場所をとるので、掃除のついでに持って行ってしまいましょう。高級品でなくてもいいです。途中で壊れなければ。入らないものは段ボールに入れて掃除の日に合わせて宅急便です。午前指定だと8~12時と4時間も幅があるので、それ以降の2時間のところにしましょう。

2. スリッパ・グローブ

業者のハウスクリーニングがどんなに完璧でも、放っておけば埃がたまります。また、家賃がお安い物件ではハウスクリーニングの質はほぼ期待できません。なので、なるべく直接家の中のものに触れずに済むようにしましょう。

3-7. 掃除の準備

掃除の基本、と言われると掃除機を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、それなりのスペックの掃除機をトランクに入れるのは無理でしょうし、ハンディクリーナーの類では充電がすぐに切れてしまいます。新品を購入して新居に配達してもらわない限りは、マニュアルでやることになるでしょう。

本格的に始める前に、荷物を広げる「拠点」を作りましょう。掃除の際の動線にかかりにくい場所がよいです。トランクから最低限の荷物を出し、はたきやクイックルワイパーで埃を除去し、雑巾などで汚れを拭きとります。その部分にゴミ袋を敷いて「拠点」の完成です。汚したくないものを出したり、休憩する時はここを使います。

拠点ができたらいよいよ…と思うでしょうが、その前にもう一つだけすることがあります。照明の設置です。照明器具が物件に備え付けられていない場合は、自分でつけなければなりません。日中でも明かりが無いと部屋の隅は暗く、汚れは見落としてしまいます。直径数十センチの照明を壊さずに持ち運ぶのは無理でしょうが、LED電球くらいならトランクの隙間に入りますので、持っていきましょう。きゅっきゅとひねれば明かり確保です。天井が高すぎる場合は…近くのスーパーで足台になるものを買いますか?

8-12. 本格的な掃除の開始

掃除の基本は「高いところから」なのですが、その前に…カビ取りしましょう。エアコン排水口 (流し、風呂、トイレ、洗濯機の防水パン) にはとてもカビがたまります。カビ取りは、スプレーや洗剤をかけて放置でよいので、最初にやっておいて、薬剤が効く間にほかの掃除をしましょう。この二つは入居後も定期的に使うので、通販でいくつか購入して掃除の日に新居に配達でもOKです。その場合はカビ取りの順番を後ろに持っていきましょう。具体的な商品としては、以下のものがあります。なお、通販を利用するのであれば、数本一気に買ってしまいましょう。いくら貧乏引っ越し人のブログ読者の紳士・淑女の皆様であっても、これくらいなら許容範囲かと思われます。用時購入で買い物時間とられるよりはマシなはずです。

これらの薬品は結構臭いですし、吸い続けると健康に悪いので、必ず窓を開けたり換気扇を回しましょう。ここまで出来たらいよいよ掃除スタートです!お待たせしました!

…お待たせいたしました、などともったいぶっておりますが、メインの掃除はあまりコメントすることがありません。なぜなら、はたき掛けや雑巾がけなどについての説明は特にいらないからです。清掃作業については特にいうべきことはありませんが、掃除中には細かい傷などを多く見つけると思います。汚れた手でカメラやスマホに触りたくはないでしょうけれども、写真をしっかりとっておきましょう入居前の傷を根拠に退去時に高額の修繕費を払わされるのを防ぐためです。あと大事なことといえば、あまのの個人的な意見ですが、流しの上や下の収納は食器や調理器具が入るところなので、特にきれいにしたいと思っています。変える前にもう一回きれいなキッチンペーパーとアルコールスプレーで拭いておきます。

13-16. 休憩のお供

掃除中は換気のために窓全開にするのは仕方ないとして、休憩中のプライバシーは確保したいですよね。荷物が多少かさばっても必ずカーテンは持っていきましょう。最近 (2021年9月現在) SNSで「カーテン越しでも入居者の性別が判別可能」とか「カーテンの色で入居者の性別が判別可能」という恐ろしい投稿を見つけました。これを見ると、掃除中もカーテンを閉めたくなってしまいます。

入居直後に完全にぴったりのカーテンを用意できなくてもいいので、旧居のカーテンをとりあえずつるしておくというのはありだと思います。内見の際にそこまでできればいいのですが、全部の候補物件で全部の窓の採寸をするのは不動産業者さんも許してはくれないでしょう。カーテン選びは奥が深いので、ここでは詳述せず、機会があれば別記事で書きたいと思います。

2021/09/23追記 カーテン論について執筆いたしました。是非ご覧ください。

プライバシーを確保できたら適当に飲み食いしましょう。掃除中に、最初に確保した拠点が汚くなっていそうだったら、拠点のゴミ袋シートは交換です。次に来るまでに日がある場合は、ゴミは持ち帰りましょう。引っ越しの際に先にゴキブリがお手伝いに来てたら嫌ですよね?飲み食いしたりトイレを使った後には手を洗いますが、このためにきれいなタオルも用意しておきましょう。

休憩のタイミングで来てくれるかは分かりませんが、宅急便を手配している場合は受け取りに印鑑が必要なので、用意しておきましょう。宅配業者以外にも詐欺業者およびそれに類する方が訪ねてくる可能性がありますが、その時には印鑑を使ってはいけません。

17-20. その後に向けて

お掃除が終わったらいったん引き上げたいところですが、もうひと頑張りしてしまいましょう。この段階では、もうすでにどの家具をどこに置くかなどが決まっていると思います。そして、足りないものも分かってきているはずです。足りない家具を配置するために、お部屋の採寸が必要です。メジャーで測ってメモしましょう。

前の項目で出てきたカーテンですが、旧居のものが合わない場合は早い段階で買いましょう。合わないカーテンは光、熱、音などを通し放題です。できればしっかりしたものを買いましょう。狭小物件の場合、カーテンギリギリに家具を置くことも多いので、家具が入る前に置いた方がその後が楽です。カーテンもいろいろあるので、どんなのがいいかはまたの機会にということで。

とても細かいことですが、引っ越し前にやっておかなくて後悔したことがあります。洗濯機のかさ上げです。洗濯機は防水パンの上に設置するのですが、そのまま置いてしまうと、排水ホースがつぶれる排水口に手が届かなくなり掃除ができなくなる排水パイプの分岐ができなくなるなどデメリットの雨嵐です。一応、成人男性であれば後から一人でかさ上げできますが、かさ上げ台を置いといて、引っ越し屋さんにその上に洗濯機を設置してもらう方が圧倒的に楽です。かさ上げとは何か、かさ上げ台とは何かは現物をご覧いただいた方がいいので、以下のリンクをご確認ください。重心が高くなって危ない気がしますが、洗濯時の振動や地震くらいなら意外と大丈夫です。掃除もしやすいですし、排水パイプの分岐工事もできて大変満足です。(排水パイプの分岐がなぜ必要かはそのうち説明したいと思います…)

さらに細かいことですが、流しの蛇口がストレートなら鶴首タイプに交換しましょう。貧乏暇なし生活者の場合、朝のパン皿が2週間分流しにたまるということも珍しくないと思います。立派なマンションで流しが大きければそれでも大丈夫でしょうが、狭小格安物件の場合流しは洗面器より少し大きいくらいしかありません。その小さい流しに低い位置からストレートタイプの蛇口が伸びていると、蛇口とたまった食器がすぐに触れてしまいます。お湯を沸かそうにもヤカンが入りません。鶴首タイプのものであれば、口が結構高くなるので、余裕が出てきます。本格的に新居での生活がスタートする前に付け替えたいところです。流しのサイズや水道の位置関係を測量しておきましょう。鶴首やらストレートやらがピンとこない方は以下のリンクから現物をご覧ください。

余裕があれば、この時点でちょっとした収納は置き始めてしまっても大丈夫です。台所の流しの下の棚、トイレ、風呂など家具を搬入しないかつ引っ越しの動線にならない場所は住める状態までもっていって大丈夫です。というか、ストレスなく生活できるように早めに色々な物品を置いてしまいましょう。

もうこれ以上無理…というところまで来たら、一時退散です。ブラックキャップを設置し、バルサンを焚いて逃げます。逃げるための体力は残しておきましょう。自分がいぶされたらたまったものではありません。

まとめ

引っ越し前の掃除をきっちり行うことで、引っ越しがスムーズになり、築古物件も小ぎれいになり、その後の生活が結構快適になります。やはり計画は大事だと思います。あまのをはじめとする貧乏暇なし生活者にとっては、計画を立てる時間と気力が無いことがほとんどかと思いますが、入居後数年間の生活のストレスを少しでも軽減するためにも、ぜひ頑張ってほしいステップです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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