こんにちは、あまのです。暖かくなりましたね!日差しも強くて朝はさわやかに起床できますね!最高の気分ですね!築古狭小物件にお住まいでブラック企業に勤める我々は全然そんなことないですね!
イントロ
ゴールデンウィークが明けると、次に待っているのは梅雨と夏です。じめじめムシムシしていて非常に過ごしづらいシーズンです。少しでも快適に乗り切ることができるように、以前は除湿器の連続排水のテクニックを紹介させていただきました。
これだけでかなり過ごしやすくなりますが、もう一個超重大なプロブレムが待っております。
それが虫害です。
少年時代「昆虫博士」を自称していた方も、連日のように害虫の相手をするのは神経がすり減りますよね?本記事では、にっくき奴らの生態とその対策を解説いたします。写真はつけませんのでご安心を!
ゴキブリ
はい、いきなり本命きました。倒してつもりでも家に巣がある。潰したら集合フェロモンぶっしゃーで翌日もっとたくさん。みんな大嫌いゴキさんです。
飲食店やコンビニが下に入っているマンションとかだと年がら年中発生して最悪のようですね。お店でバルサン焚かれた日には皆さんの一時避難所として使われてしまいます。あまの邸は自然豊かな土地に住んでいますので出ることは出ますが、飲食店の近くよりはマシでしょう。
上記のような特殊な環境でないと、ゴキさんたちの自然の生活サイクルがよく理解できます (できてよかったとは思いませんが)。
ヤツら、極端な暑さや寒さには弱いらしく、室温調節機能がゴミの築古狭小物件では40℃近くになる夏や10℃を切る冬には室内には出てきません (共有部分や屋外にはいますが)。出てくるのは、4-6月と9-10月ですね。また、昼よりも夜です。なので、自然の生活サイクルに従うと予想される場合は、その少し前から対策することが必要です。対策法についてはネットでさんざん言われておりますが、復習しましょう。
侵入の防止
侵入経路としては、玄関、窓、エアコンなどが言われております。少し前にカリフォルニア大学バークレー校の研究者たちが調べたところによると、厚さが9 mmのゴキさんは3 mmの隙間に侵入できるらしいです。なので、この例よりも小さい種類であればもっと小さな隙間から侵入できるということになります。玄関など余裕ですね。たしかに、あまのが彼らに遭う時は8割がた玄関ですね。「お帰り!遅かったな?まあ入れよ!」って感じで出迎えてくれます。
パイプなどであれば目の細かいネットをかぶせるなどすれば対応可能でしょうか?ドアや窓は目張りすると自分も出られませんし窒息しますし…あと、意外に思えるかもしれませんが、ご自身が帰宅する際にお洋服にくっついて入室というパターン多いらしいですよ。ご注意ください。そう考えると、侵入の経路の遮断は無理臭いですね。
来たくないお部屋作り -茶色いあの子にも嗅がせたい-
ゴキさんたちは雑食です。髪の毛だって食べちゃいます。そこのまぶしいあなた、お部屋にゴキブリ出たことないでしょう? (名推理)
ただ、雑食といえども好き嫌いが無いわけではありません。ネットで調べれば玉ねぎは大好きなどの情報が簡単に見つかるでしょう。玉ねぎは特にそうですが、生ごみの臭いは彼らを強く誘引するらしいです。お料理大好きかつゴミ捨てサボりがちの人は消臭剤を買いましょう。ゴミ袋はしっかり縛ります。
あと、料理をして洗い物をすると水が跳ねたり、シンクにも水が残りがちですが、こういう水も彼らの餌になってしまいます。水気はしっかりふき取りましょう。こういう地道な努力大事ですよ。
さて、ゴキさんたちを餌で釣らないことを説明しました。次は、彼らが嫌がるものはなにか?というお話です。ネットで見てすぐに使えると思ったのは、かつ今使っているのはハッカです。薬局でもネットでも、簡単にハッカ油を入手できます。スーッとするあれですね。夏場はお風呂に垂らすと風呂上りに清涼感があるそうですよ。
このハッカ油を侵入経路や気になる場所に垂らしてやればいいのですが、拭き掃除で消えてしまうようでは困ります。また、頻繁にたらさなければならないのも困ります。なので、ひと工夫してみましょう。
夏場のお弁当のお供の保冷剤ですが、これ、吸水性のポリマーで液体をよく吸います。これにハッカ油を大量に垂らしてやれば、ハッカ臭を徐放できるのです!保冷剤はそんなに高くないので、適当に買いましょう。お菓子を買ったときについてくるのを流用してもいいです。袋を切って見た目のいいボトルに填入して、ハッカ油を垂らして完成です!
玄関、トイレ、キッチン、冷蔵庫の裏、洗濯機の下、押し入れなど、気になるところに仕掛けまくりましょう。交換の目安は変色してきたらです。自分の鼻ではわからなくても意外と防ゴキ効果は出ているみたいで、これ始めてから1年半くらいは屋内ではゴキさん見ていません。
因みに、ハッカにたどり着く前にはバルサンやアースジェット使ってましたね。一か月くらい?ゴキブリを寄せ付けないバリア機能があるらしいですし、ワンプッシュ → 出勤 → 帰宅 → 捨てるで終わるお手軽感は素晴らしいです。
ただ、火災報知機に検知される可能性があるんで、それは気を付けましょう。下のリンクのような「火災報知機OK」と明言されているやつを買うのがいいですかね?
それでも侵入するやつらのために
ハッカ油 + 保冷剤コンビでゴキさん全然見なくなりましたが、かと言って侵入ゼロとは言い切れません。あまのが不在の時や就寝中に入ってきているかもしれません。対策しましょう。
直接出会わない相手を攻撃する方法として、捕虫罠や毒餌が考えられます。ゴキブリホイホイやブラックキャップなどですね。捕獲罠は接着剤で通りかかったゴキさんを捕まえて飢えさせるのですが、問題があります。効率よく捕獲するために誘引剤が含まれています。つまり、捕獲罠のせいで外から呼び込んでいる可能性が指摘されています。ホントかどうかは知りませんが、誘引剤の臭いが外まで漏れるようなところには設置しない方がいいかもしれませんね。因みに、初代ゴキブリホイホイが発売されたのは1973年で、超ロング&ベストセラー商品らしいですね。開発秘話も大変興味深いです!
ブラックキャップはいわゆる毒餌です。ホウ酸を食べさせると脱水になるという仕組みです。毒餌にはフィプロニル (プロペシアではない) などほかの化学物質が使われることもありますが、耐性を獲得されたり、他の虫への毒性に対する懸念などから、いまだにホウ酸もよく使用されるらしいです。交換は面倒ですが、ヤツらに悩まされるよりはマシですので、水回りや隙間に設置していきましょう。
集合住宅の場合は、共有スペースへの設置は問題になることがありますので、大家さんや管理会社さんに事前に許可をとっておきましょう。まあ、あまの系の紳士・淑女の皆様のお住まいではそんなもの問題にならないでしょうが。OKが出たら、色々なところに設置しましょう。そのためにも、大容量のものを購入すべきです。
自然豊かな場所に建っているアパートですと、共有部分に沢山彼らが出てきます。ブラックキャップでは戦力不足の時、戦力不足が懸念されるときは業務用の毒餌に手を出すのもアリです。現在のあまの邸では過剰戦力気味ですが、ベランダにゴミを放置しまくる人が下に住んでいた時にはこれに頼りました。
ただし、毒餌を置きすぎると、入居を希望する方が内見に来た時にドン引きするのでやめましょう。また、内見直前に大家さんが全部捨てる可能性がありますが、それはあきらめましょう。
激突!深夜のバトル! -あの光沢まで届いてほしい-
ここまでしてもなお、エンカウントなしにはできません。特に、室内の対策を徹底的にやっても外部と連続している共有部分の守りは完璧にはできません。なので、戦う手段は常に用意しておく必要があります。蛇足ですが、最近のゲームは冗長な戦闘シーンを省くために、エンカウント率を操作できるらしいですね。レトロゲームしか知らないあまのにはかなり異様に思えてしまいます。40代かつ頭が涼しい皆さんは同意してくれますよね?
…本題に戻りましょう。不幸にも出会ってしまったGさんをとの戦い方にはいくつか策があります。
- 逃げる
- 近接攻撃でつぶす
- 遠距離攻撃でいぶす
- 捕虫罠に追い込む
逃げる
1の逃げるはおすすめしません。逃げ延びて交配してしまえば翌年にはその子たちが「お父さん・お母さんを見逃してくれてありがとう!」とお礼に訪問してくる恐れがあります。結果として逃げられるのは仕方ないとして、逃げるのはナシです。「戦いとは不毛な行為だ」などと格好つけている余裕はありません。
近接攻撃
2の近接攻撃ですが、ご存じの通り、やつらは素早さと回避率が上限値を振り切っていますので、なかなかこちらの攻撃が当たりません。尾葉で振動を感じるので、こちらが焦って動くと向こうもすごい勢いで走り出します。ひどいときは飛びます。なので、なるべく静かに近づき、一気に叩く必要があります。しかし、防御力もなかなかで、かすったくらいではまず有効打になりません。さらに問題なのが、死体の汁が飛び散ると後始末が大変です。
近接攻撃は共有部分でエンカウントしたときにしましょう。共有部分ですと、お住まいによってはコンクリートブロックやタイルなどが廊下に放置されていることがありますので、そいつらの出番です。そっと近づいて落としてやれば結構な確率でつぶせます。これらの武器の本来の所有者から咎められるリスクがありますが、工事の残りが放置されているなど、使っても絶対大丈夫という確信があれば使いましょう。
遠距離攻撃
おなじみのスプレー類ですね。ゴキジェットなどの商品名で知られています。臭いのが難点ですが、離れたところから安全に攻撃できます。信頼性の高さから、家にあるだけでかなり安心できます。スプレー全般に言えることですが、残量が見えないので、常に未開封のやつ一本は用意しておきましょう。セット購入を強くお勧めいたします。
ただ、対ゴキブリでは遠距離と言えますが、後述の別記事のハチやセミと戦うには射程が短すぎます。何本も持ち歩くわけにはいかないので、あまのはハチやセミと戦う際に用いる射程の長いもので兼用しています。ハチノックというんですが、射程が2mを超えていますので、天井や壁の高いところに止まっているやつにも届きます。すごい便利です。毎シーズンおせわになっております。
捕虫罠
時々ゴキブリホイホイに追い込むという手段を提案する人がいますが、やつらの行動をそこまで細かく絞れる人はいないと思います。まるでゴキブリ博士ですね。そういう人なら駆除しないで共存できるんじゃないでしょうか?あるいは、上記のような教科書的な対応にマウントとりたいだけか。
あまのの私見ですが、無駄です。
その他
ゴキブリについて力説していたらかなりの分量になってしまいました。そして引っ越し直後の不毛なバトルの数々を思い出して結構精神的にも消耗してしまいました。
つきましては、他の害虫についての説明は次回に回させていただきたく思います。ご理解とご協力のほどよろしくね♡
終わりに
僕たちの戦いはこれから (一生) だ!
次回を乞うご期待!
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