築古狭小物件に食洗機は設置可能か?

炊事・洗濯

どうも、あまのです。クリスマスはいかがでしたか?プレゼントで散財しましたか?「こんなのいらない!」と泣かれましたか?特に何もなかったですか?あまのはウキウキと早上がりする上司や同僚や部下を尻目に雑用に勤しんでおりました。家に帰ると洗濯物と小さい流しにたまった食器…げんなりしますねぇ…



背景1: 冬場の築古狭小物件あるある

「食器を洗おうとしても流しからお湯が全然出なくて痛みが指から頭に突き抜ける」という経験、築古狭小物件の住人の皆さんにはあると思います。さらに付け加えると、「お湯になるまで水を出しっぱなしにしていたら水道代とガス代がとんでもないことになった」も身に覚えのある方多いと思います。

「食洗機」は冷たい水や公共料金の支払い、手間といった悩みから我々築古狭小物件の住民を解放してくれる最高のツールだと思います。あまのもずーっと欲しかったのですが、経済的な理由と流しの狭さ、水道の配管工事の面倒くささからあきらめていました。

背景2: ピンチをチャンスに

ある時転機が訪れます。寮などの大量の洗濯物を一度に洗う施設では、洗濯機を並べ取水口と排水口を枝分かれさせていると伺いました。電気回路の並列つなぎのようなものですね。それを聞いてあまのは思いました。「洗濯機-洗濯機じゃなくて、洗濯機-食洗機でもイケるのでは」と。

築古狭小物件だと、洗濯機を設置する場所 (防水パン) と流しは近くに設計されていることが多いので、洗濯機のある場所に使用済みの食器を持ち運ぶのは可能です (普通の家だとこれはできませんね)。狭いという欠点を逆転の発想により、移動距離の短縮に昇華させたわけです。

材料と方法: 配管とラックを準備

そして、主に配管関係をネットで調べて実現しました。洗濯機と食洗機の二階建て (図1)

図1 洗濯機と食洗器の二階建て

必要なものは以下の通りです。

  1. 食洗機
  2. 洗濯機
  3. 洗濯機のかさ上げ台
  4. ラック
  5. 分岐水栓
  6. 排水用パイプ/クランプ
  7. 排水用分岐パイプ

食洗機

食洗機は最後に購入・設置したのですが、計画時にはまずどれが欲しいかを先に決めて、そこから逆算して他のものはどうするか考えるべきだと思います。

食洗機にも色々ありますが、タンクに自分で水を汲んで入れるタイプのものは安価ですが結局めんどくさいと使わなくなるので、やめた方がいいと思います。

高価なものは資金をためるのに時間がかかりますが、性能のいいものは高頻度かつ長期間使えますので、コスパは良いと思います。あまのが購入したのは下記のものになります。

洗濯機

洗濯機は引っ越し時にすでにある方が多いと思いますが、念のため。垂直式のものだと食洗機をすごい高いところに設置する羽目になりますので、ドラムが水平式 (ななめ) のものがいいと思います。

近年水平式のものもかなり安くなりましたが、メーカーは有名どころのものがいいと思います。あまのが使用している洗濯機は下記のものの何世代か前のものですが、パーツを一度交換しただけで10年間使えています。

一方、初めての一人暮らしの際に両親にお情けで買い与えられた某お隣の国製のものは重心がおかしく、最初に回した時から揺れが酷い上にドラムが回らなかったので即返品になりました。トラブルへの対応で休日がつぶれる上に洗濯ができないのは本当に腹立たしかったです。以降、白物家電は基本的に国産のものを購入するようにしています。図1の端っこに写っている電子レンジもそこの国のメーカーのものをもともと使用しておりましたが、早い段階で壊れて国産品に買い替えております。

かさ上げ台

以前の記事でも紹介したかさ上げ台です。これが無いと排水パイプの分岐作業ができません。いろいろな種類がありますが、これが見た目的にも高さ的にもちょうどよかったです。

ラック

洗濯機の上に食洗器を設置するためには棚が必要です。DIYが得意な方でしたら自分でパパっと作ってしまうのでしょうが、そうでない方は、メタルラックを購入することになると思います。エレクターとかルミナスとかいろいろメーカーがあり、材質にもステンレスの304とか430とかいろいろありますが、そんなに深く考える必要はないかと思います。あまのは費用の関係から下記のルミナスを採用しました。

設計は防水パンだけ覆えばいいのか、ついでに脱衣かごや洗剤置き場を作るために大きめにするのか、ご自宅の間取りに合わせて考えましょう。食洗機は揺れるものではないので、特に振動対策はしなくて大丈夫です。地震対策は別ですが。なお、組み立てにはハンマーを使いますので、騒音に注意しましょう

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分岐水栓

洗濯機ー食洗機の並列つなぎの要石となるのがこの分岐水栓です。洗濯機の取水口に取り付けることで横にも取水用のホースをつなげるようにしたものです。念のため申し上げると、入り口1に対して出口が2という構成です。2つの出口については、片方がメイン、もう片方がサブです。レバーをひねることでメインとサブを切り替えることができます。洗濯機と食洗機を絶対同時に使わなければいけない事情はないので、片方ずつ切り替えで問題なく使えています。

排水用パイプ/クランプ

パイプ類は洗濯機購入時にも予備がついていたりしますが、食洗機の排水パイプを防水パンに導くための排水ホースと、後述の分岐パイプは購入する必要があります。食洗機の排水パイプは細いので、排水ホースの口径とだいぶ差がありますが、水の逆流はないので適当に突っ込めば平気です。ただし、においの逆流や害虫の侵入はあり得ますので、あまのガムテープでふさいでおります。

排水用分岐パイプ

防水パンと洗濯機および食洗機からの排水ホースをつなげるためのパーツです。最近の防水パンや洗濯機のホースの規格は大体そろっているみたいですが、念のため取説で口径を確認の上購入しましょう。ホースとパイプの接続部はクランプで締めます。

結果・考察

以上で、洗濯機ー食洗機並列つなぎが完成しました (図1)。築古狭小物件の場合、流しから洗濯機までの距離が近いので (2-3歩程度)、食器を食洗機に運ぶのは全く手間ではありませんでした。

昔と違って食洗機の性能も高いので、洗いなおすこともほぼありません。せいぜい、コーヒーカップをたまに漂白しなければならないくらいでしょうか。

さらに、これは想定外の効果でしたが、防水パンの排水口のつまりが解消されました。以前は頻繁にホースを外してヘドロを除去しないと泡がぶくぶくしてしまったのですが、最近は全くありません。食洗機用の食器洗剤には、短時間できれいにするために酵素が含まれているそうですが、これが排水口のヘドロも分解しているのかなと思っています。

お金の面でも、設置にはコストがかかりますが、光熱費は例年より抑えられており、元は取れると思われます。手間やストレスから解放されたことにも大変満足しております。築古狭小物件の住人の皆さんも少しずつお金をためて、洗濯機ー食洗機の並列つなぎ、試してみてはいかがでしょうか (あまのは数か月にわたって少しずつ上記の部品と食洗機を購入していきました)。

ここまでお読みいただきありがとうございました!よいお年をお迎えください!

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