遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。あまのでございます。本年も築古狭小物件ライフを快適に過ごすためのネタをお話ししようと思います。
もう少ししたら引っ越しシーズンですね。本ブログが一人でも多くのあまの系の目に触れることを願っております。
さて、本日はプライバシーのお話をしようと思います。たぶん、築古物件以外の狭小物件にも応用可能だと思います。
狭小物件にありがちな間取りと防犯上の問題点
狭小物件にありがちな間取りを図1に示します。風呂・トイレが別だったり、ドアが画像の下ではなく横についていたりと、detailは異なるもののおおむね同じという方は多いと思います。ちなみに、プライバシーの観点からあまの邸とも異なる間取りを提示しております。
図1では来訪者 (オレンジ) が玄関に来たところを示しています。赤の扇形は来訪者の視界です。ご覧の通り、部屋の奥まで丸見えです。おそらく部屋の奥にベッドやお布団を置くでしょうから、それも見えてしまいます。
脱いだ服、寝ている友人、枕元に散らばっているサンタさんの贈り物 (関連記事参照) など、プライバシーも全部来訪者に伝わってしまいます。
来訪者には、宅急便の業者さん、物件の保守点検の方、宗教の勧誘、🥚🥚🥚 の契約などが考えられます。前二者であれば招かれざる客ではないのですが、最近では業者が仕事のついでに顧客の個人情報や生活パターンなどを調べて犯罪に及ぶケースもあるようです。また、 🥚🥚🥚 の社員さんは宅配業者など別の業者を装うこともあるそうです。
こういった犯罪被害に遭わないためにも、プライバシーは可能な限り隠さなくてはなりません。パーテーションカーテン (下記) を設置することを推奨するサイトもありますが、レールの設置が難しいです。突っ張り棒収納のように、だんだんずれて外れる可能性があります。オシャレではありますが。導入前にお住まいの壁・床・天井の状態とお財布の中身をご確認ください。
本棚のパーテーション化
パーテーションは、それ以外の役割が無く設置も大変なうえに費用も掛かります。あまのはどうにか安上がりにプライバシーを確保できないか考えました。その結果が図2です。赤の扇形で示した通り、来訪者の視界からベッドが外れていますね。
たまたま家にあった本棚が寝床よりも少し幅が広くかつ部屋を分断するほどではなかったので、これで目隠しすることにしました。10年以上前に購入したので別のものですが、規格は大体以下の製品のようなものです。
ポイントは、上からのぞかれないように高さは180 cm以上、ベッドを隠せるように幅は90 cm前後、倒れないように造りのしっかりしたものを選ぶことです。本を載せたら棚板がたわむような3,000円クラスのものは危険だと思います。また、突っ張り棒による耐震補強も必ずしましょう。
ズドン!!とたおれて、「大丈夫ですか!?毛が無かったですか!?」などということになったら大変ですよね?
本棚裏面の活用法
『壁を背にして背後から襲え』 昔はそう教わったものさ。
50年戦争の英雄かく語りき
はい、思いっきり教えに背いております。図2の配置では来訪者に思いっきり背を見せています。自分の背ではなく家具の背なのでいいといえばいいのですが、見た目がよくないですし、スペースももったいないですよね。
本棚で目隠しするアイデア自体はずっと前からあったのですが、本棚の背面をどうするかを思いつかず、なかなか実践できていませんでした。しかし、ある時髪が降臨し、アイデアを授けてくださいました。(本当は職場のお客様です。)
「メッシュパネル便利ですよ。」
メッシュパネルは通販だけでなく、ホームセンターや安売りのお店でもよく見かける以下の家具です。金具を使えば本棚の後ろにも固定できます。固定した後にいろいろ吊り下げれば軽いものなら収納可能です。実際に取り付けたのが図3, 4になります。(実際に使ったパーツは紹介している商品と少し異なる同等品です。また、プライバシーの観点から間取りにフェイクを入れているので、図2の模式図と図3, 4の写真に矛盾があります。)
まとめ
…見た目が改善されていないって?
いいじゃないですか、そういうこと気にする余裕のある人は築古狭小物件住んでませんから(逆ギレ)
余裕のある方は、見た目にこだわってオシャレな背面に仕上げて来訪者を魅了してください。近代アートでも貼ればそれっぽく見えるんじゃないでしょうか?(適当)
最後グダグダになりましたが、手っ取り早くプライバシーを保護するのに本棚が重要なのは本当なので、ぜひぜひ参考にしてやってください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!2022年もどうぞよろしくお願いいたします!
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