どうも、あまのです。引っ越しやら住宅大改造計画やらの話を投稿し続け、気づけばもう少しで10記事です。
数千字もの長文を作ったり、それにデコレーションをしたり、写真を貼ったりするのはとても大変です。編集担当のこまちにも大変な苦労をかけていると思います。そこで、次の記事の執筆を始める前に少しインターバルを設けることにいたしました。
インターバル中にもブログの更新はしておこうと思い、記事のネタを原案と編集の二人で相談したところ、①教育の話、②髪の話の二つを提案されました。
①については、教育産業に従事していた経験もあり、結構すらすらかけると思うのですが、築古狭小物件よりも執筆・編集が大変になると思うので、インターバルの記事としては本末転倒です。気力と体力が充実しているときに書くかもしれません。
②については、設定上「ドフサ」がミドルネームのあまのには無縁の話ですので、あんまり書くことはないのですが、インターバルにはちょうどいいかもしれません。ためしにやってみました。
育毛ツライ白書
私は築古狭小物件におけるライフハック術を研究しているあまのと申す者…
貴君は“ミノキシジル (商品名: リアップ、ロゲインなど)”をご存じかな?
かつて、高血圧治療薬として開発された無名の化合物は、偶然発毛促進作用が発見されたことにより、先進国に住むものであれば誰もが知る薄毛症治療薬となった。
育毛ツライ白書
薬の名前は超がつくほど有名ですが、開発の過程を知らないという方は意外と多いのではないでしょうか?「オレたちに必要なのは蘊蓄じゃない。髪や尊厳なんだッ!それも今すぐになッ!!」という方もいらっしゃるかと思います。気持ちは分からないでもない全く分からないですが、このような余裕のなさがストレスにつながり、結果として大事なものを失ってしまうのではないでしょうか?
生体を制御するメカニズムはとても複雑ですが、生物は有限個の遺伝子とその転写産物 (タンパク質) によってそれを行っています。一つの遺伝子で一つの生体システムを…などとやっていては到底間に合いません。なので、大抵一つの遺伝子/タンパク質で複数の生体システムが制御されています。
お薬の中には、特定のタンパク質に結合してその活性を調節するものがあります。上述の原理に照らし合わせると、一つのタンパク質を標的とするお薬は複数の生体システムに影響を及ぼすことになります。そのせいで、想定されていた薬効以外の効果 (副作用) が出てしまうというわけです。
「副作用」というと、悪影響を思い浮かべますが、定義としては「狙った薬効以外の効果全て」ですので、血圧コントロールを狙ったミノキシジルが毛をはやした場合には、発毛作用が副作用ということになります。副作用が有用すぎる場合には、創薬の方向性も変わってきます。このように、当初想定されていた以外の使い方をすることを「ドラッグリポジショニング」といいます。
一から新薬を作るとなると、途方もない時間とお金がかかりますが、ドラッグリポジショニングの場合、開発中あるいは市販後の薬剤を別目的で使うため、開発のベースは既にある程度そろっています。このため、開発もスムーズですし、認可が下りるのも早いです。ドラッグリポジショニングが成功した薬としては、ミノキシジルのほか、シルデナフィル (商品名: バイアグラ) もあります。これらの認可は以上に早かったと聞いたことがあります。なんででしょう?
数ヶ月間も育毛剤だけのスープで暮らしたことがあるの?
リアップに限らず、巷にはたくさんの育毛剤があふれています。経済的に余裕のある方はの中には手当たり次第に育毛剤を買いあさって試したという方もいらっしゃるのではないでしょうか?主食が育毛剤という方もいるかもしれません。
あまのの知り合いの方で、20代前半からず~っと育毛剤を使用している育毛剤ソムリエの方がおられますが、その人の場合、時々浮気することはあるものの、基本的には皮膚科で処方された薬とミノキシジルの二本立てらしいです。
薬の使い過ぎは薬物間の相互作用も怖いですし、主食にとって代わるレベルで薬を乱用するのは危険です。こういう状態をポリファーマシーというらしいですね。
持たざる者
「努力すればフサフサになれる?手櫛で髪をとかしたいのにそこには何もありやしない…
僕は“持たざる者”なんだ…」
ある梟雄の独白
試しに髪の話を書いてみましたが、ライフハックの場合と異なり、目的がはっきりしていないので、まとまりのある文章を書くのは難しいですね…
ライフハックとは関係ない話ですが、こういう気分転換をするのも大事だと思いますので、時々この手の投稿があるかと思います。
充電期間を終えたらまたライフハック記事を書こうと思います!それでは!
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