どうもこんにちは、あまのです。乾燥した冬も終わり、だんだん暖かくなってまいりました。水道水に触れる辛さも軽減され、炊事や洗濯が楽になるのはありがたいことです。
さて、築古狭小物件にお住まいの同志の皆様は洗濯物はどこに干されていますでしょうか?ベランダ?浴室?室内?それとも乾燥機で完結?最近では防犯上の理由や浴室乾燥設備の充実により室外に干すことは減ってきたのではないかと拝察いたします。本ブログをお読みの方には無縁でしょうが、タワマンの場合落ちたら危険ですしね。
さて、●✖️年にも及ぶ築古狭小物件生活の中であまのは室外・室内のさまざまな物干しを経験いたしました。その中で習得した洗濯物乾燥法の極意をお伝えしたいと思います。
前置きはいいから結論を、という方は記事の下方にジャンプ!
室外干し「ダメ。ゼッタイ。」
冒頭で防犯とか高所の場合危険とか、理由を少しだけ述べましたが、室外干しが推奨されない理由は他にもたくさんあります。以下に理由を列挙いたします。
- 住人の年齢や性別が推測できてしまう
- 生活パターンがわかってしまう
- 家の外(隣の部屋のベランダを含む)から洗濯物を盗まれる
- 誤って落とした場合階下の住人に迷惑がかかる(おかしな方と接点ができる恐れがある)
- 落とすと危険(特に高層階に住んでいる場合)
- 上層階からのゴミで汚損される
- 野鳥の糞をつけられる(感染症やアレルギーの原因)
- 花粉が付着する(花粉症の原因)
- カメムシ、セミ、ハチ、ゴキブリなどの害虫が付着する
- 強風で飛ばされる
- 天候によって乾燥の可否や効率が影響を受ける
ものの数分でこれだけのデメリットが挙げられました。こうなると室外干しが推奨される理由を探すのはとても難しいように思われます。
布団の天日干しはベランダでやらざるを得ないですが、洗濯物でないのでセーフということで💦話はずれますが、お布団叩くときは埃が舞うとかうるさいとかで近隣トラブルの原因にならないよう、超気をつけましょう。
浴室乾燥
最近の住宅には浴室乾燥機能が付いていることが多いです。ついている人は使いましょう。終わり。
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「そんなもんねぇよ!」と頭皮を真っ赤にしてお怒りの読者の皆様、落ち着いてください。あまののおうちにもありませんから。なんと、換気扇すらないんですよ。どうだ!?こんなお家でも浴室乾燥は可能です。以下の記事を参考に、24時間連続除湿をしてやるのです!
突っ張り棒は以下の記事を参考に丈夫なものを選びましょう♪
浴室乾燥はプライバシー面では一番優れているかもしれないです。不意の来客があってもまず見られませんし、洗濯物が落っこちても不潔感がありません。欠点は、干している間は入浴できないことですかね…毛布とか干す際には朝風呂の直後に干して、翌日の夜風呂直前に回収とか工夫する必要があります。
物干しスタンド
物干しスタンドは浴室乾燥と並んで最も良く使われる部屋干し法の一つではないでしょうか?浴室乾燥機能が登場する前から使用されていた歴史ある洗濯物乾燥法でもあります。スーパーやホームセンターに行くと色んなスタンド売ってますよね?
天候にも左右されず、入浴時の妨げにもならないとてもシンプルな方法です。しかしながら、デメリットが無いわけではありません。
- 狭い部屋が更に狭くなる
- 不意の来客時にプライバシー全開になる
- スタンドの脚の部分が掃除しづらいため埃が溜まりやすい
- 溜まった埃の上に洗濯物が落ちると凹む
あまのは来客と言っても宅配便業者か宗教の勧誘くらいしか無いので玄関から見えない位置に設置すればプライバシーは問題なかったのですが、狭いのと掃除しずらいのが非常にストレスでした。築古狭小物件だと、掃除のためにスタンドをどかそうにも移動先のスペースが確保できないんですよね…
というわけで、乾燥場所を求めて天井の方に関心が向いていくわけですね。
エアコン直下
エアコンの下に洗濯物を吊るせば早く乾くということは多くの人が思いつくことと思います。冬場などは部屋の加湿にも役立ちますね。あまの邸のエアコンは窓の真上についていますが、多くの住宅がそうかと思います。
窓に設置されたカーテンレールにハンガーで洗濯物を掛けてしまうのが手っ取り早いです…が、カーテンレールが歪んだり、壁からハズレそうになるのでやめた方がいいです。エアコンの風で乾燥させるならば、以下のような専用の器具を用いることを推奨いたします。
…ただし、超重要な注意点が一つ。
エアコンのメンテサボる人はやってはいけません!
築古狭小物件にありがちな安っぽいというか既に壊れているようなエアコンは、カビが生えやすいです。こまめに掃除しないとすぐに黒カビがビッシリつきます。この状態で洗濯物を真下に干すと、洗濯物にカビを植えていることになります。乾かした後に衣装ケースなどに仕舞えば、ケースの中の衣類も巻き添えです。なので、エアコン直下に洗濯物を干そうとお考えの方は、カビの発生状況をよく確認しましょう!
なお、カビ取りをお手軽に行うにはスプレー式がおすすめです!
カンチレバーメッシュパネル
さてさて、紆余曲折を経てこれも違う、あれも違うと悩んだ末行き着いた先はDIYでした。思い通りのものがなければ作ればいいじゃない、というやつですね。あまのが求める究極の部屋干しの要件は以下のものです。
- 外から見えない
- 掃除の邪魔にならない
- カビない
- 生乾きにならない
- 不要な際に簡単に仕舞える
こんな都合のいいものができるのか?とお考えになるかもしれませんが、できてしまったものはしょうがない、受け入れてください。
完成図はこちら↓
メッシュパネル2枚を結束バンドでつなげ、それを壁掛けフックで吊るしています。必要なものをそれぞれ見ていきましょう。
メッシュパネル
「メッシュパネルって何?」と思う方結構いると思いますが、現物見れば「ああ、」となるかと思います。100均などで陳列されている商品を見ると、金属の格子から伸びたフックに吊るされていることがよくあると思います。この、金属の格子をかっこよく言うと、メッシュパネルとなります。
このメッシュパネルを上の写真のように壁から伸ばしてハンガーをかければ見事、部屋干しができるというわけですね。
結束バンド
結束バンドはPCのコードを束ねたり犯罪に使われたりと、さまざまな用途で用いられます。アイデア次第ではDIYで活躍しまくるポテンシャルを秘めた逸品らしいので、多少多めに買ってもいいでしょう。
コイツを使って2枚のメッシュパネルを繋げ、片持ち梁(カンチレバー)型のメッシュパネルを作ります。
壁掛けフック
さて、完成したカンチレバーメッシュパネルをどうやって壁に固定するのかという問題が出てきます。昔だと、釘や木ネジを使って壁に大穴を開けて固定するしかなかったのですが、最近は細いピンやホチキスの針で重量のある家具を吊るすシステムが確立されています。壁に傷をつけたくない築古狭小物件の住人にはありがたいことです。
壁材が石膏ボードでなければダメと言われておりますが、戦前に建てられたとかでなければ大体石膏ボードだと思うので、特に制約を感じる可能性は低いと思われます。場所に制約がないということは、人に見られない場所に設置が可能、床の埃が付かない高所に設置が可能ということです。また、除湿機のの近くに設置すれば生乾きにもなりにくいです。カビを吹き出すエアコンから離せばカビの培養もせずに済みます。
パネル1枚につき壁掛けフックを4個くらい使用して壁に固定します。濡れた洗濯物は結構重いので、ピンの数の多いものでしっかり固定しましょう。打ち込む際に向きを変えて、下向きのフックと上向きのフックを用いると力学的に安定します。ちなみに、この壁掛けフック、工夫次第でいろんなことに使えるのであまのは大好きです。
洗濯物の重みでメッシュパネルがひしゃげるとフックの溝から脱落するので(特に上側のパネル)、パネルをセットしたらフックの屈曲部をハンマーで叩くなどして締め付けると良いです。下側のパネルについては力のかかる方向的に脱落しにくいので、締める必要性は低いと思います。下側のフックを締めなければ、使わない時には下側のフックを外し壁に掛けておけば邪魔になりません。
因みに、あまの邸では以下の写真のように干しています。お陰様で大変快適な洗濯ライフでございます!あ、たたんで収納した写真忘れてしまった(テヘペロ彡⌒ミ✨
おわりに
築古狭小物件生活○△※年のなかで開眼した極意により、以下の条件を満たす究極の部屋干しが達成されました。
- 外から見えない
- 掃除の邪魔にならない
- カビない
- 生乾きにならない
- 不要な際に簡単に仕舞える
かなり安価に達成できる部屋干し法なので皆さん是非是非やってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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